Netflix :洋画「西部戦線異状なし」
1900年代初頭。ドイツの青年たちの未来を考える人たちが将来の夢を見て戦争に自主参加する。
戦争はドイツが始めたもので他国が侵略から守るため世界大戦に発展した。
どこの国でも同じ事だが自国のことしか分からないため正義の戦いだと勘違いする。
そうして青年たちは悲惨な現場を知らずに参加して目の前にあるものにやっと気づくのだった。
意気揚々と参加していき、いい成績を上げより良い生活を求めていた。
それはどの青年にもある大きな夢のようなものだった。若さには勢いがある。
何でもできると思ってしまう。それが若さの特権でもあった。そうしてやり直すことだって出来る。
若ければ先にまだ時間が残されている。だが戦時中なら?選ばない権利もあるが戦争を選択して
何か得られるのであれば当然参加するだろう。
戦地に近づくにつれ真実味が増してくる。それは死という現実の恐怖だった。
いままでそんなことは考えもしなかったが目の前にそれはあった。そんなことは昨日まで考えも
しなかった。
戦争は殺し合いだ。正義とはいえ人を殺さなければならない。殺さなければ殺される。
それが事実だった。銃を手にすると強くなった気がする。これで名声を得られるのだ。
そうしてお金もついてくる。自分が大きくなった気になった。
第一次世界大戦は膠着状態に陥り塹壕を掘らなけばならなかった。
一日に数メートルしか進めない。
戦争に自由はない上官がいるから命令された通りにしなければならない。
それが戦争、軍隊の仕組みでそれが機能しなければ勝利はないのだ。
もちろん戦争しないで平穏でいられる時期もある。常に戦場にいなければならないというもの
でもなかった。その時だけ平和を感じることができるのだ。それも一時だけのこと。
いざ戦地にいけば待っているものは殺し合い。だが戦わなければ殺される。
上官にも叱咤される。
彼らに待ち受けているものは何なのだろう。
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